弓道の基本

宮田純治は、21歳の時に浦上道場に入門し、浦上栄先生からの直接の指導を受け、伝統の弓道の基本を徹底的に身に着けました。

後年に様々な弓道大会で優勝しますが、それらで実現した高い的中は、三重十文字による真っ直ぐな姿勢、正確な手の内の作り方をはじめとした、伝統の弓道の射法・射術に基づいた正しい弓射が基になっています。

特に遠的では、弓力が強くなる半面、矢は細くなり矢羽根が小さくなり、まっすぐに矢を飛ばす為により技術を必要とします。矢束85㎝弱で手も大きいほうとは言えない宮田純治が、握り3㎝以上の太さで、25-30kgの強弓を自由自在に射こなせるになったのも、浦上栄先生の伝統の弓射の教えを素直に突き詰めたことに、すべての基本があります。